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【人材紹介会社向け】スカウトメール作成の3つのポイント

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【スカウトメール作成の3つのポイント
人材紹介会社が求職者とコンタクトを取る方法として「スカウトメール」があります。求職者データベースを利用して送る場合や、SNS等からダイレクトメッセージを送る場合などがあります。

今回は人材紹介のスカウトメールにフォーカスし、開封率・返信率をアップさせる方法や、スカウトメールの良い例、悪い例などの実例も交えて解説します。

この記事は以下のような人におすすめ!
  • スカウトの開封率、返信率をアップさせたい
  • ターゲット対象者から必ず返信をもらいたい
  • 手っ取り早く効果的なスカウト文面サンプルが欲しい

▼人材紹介会社なら知っておくべき求職者集客方法についてまとめた記事はこちら▼

https://blog.crowd-agent.com/entry/2016/07/01/122110

人材紹介のスカウトメールにおける3つのポイント

人材紹介会社が求職者に送るスカウトメールには、必ずおさえるべき3つのポイントがあります。

  1. 求職者の経歴からニーズを読み取る
  2. 求職者に刺さるポイントを書く
  3. 件名はスカウトメールの命

それぞれについて、詳しく解説していきます。

人材紹介スカウトメールポイント➀求職者の経歴からニーズを読み取る

求職者の転職ニーズ(悩みや希望)は様々です。そのため、人材紹介会社はそれぞれの求職者がどのようなニーズを持って求職しているのかを想定することが大切になります。

また、求人の「特徴」と「メリット」は全く別物であることもおさえておきましょう。求職者の転職ニーズをふまえた上で、求人の特徴をメリットとして訴求することが大切です。人材紹介会社は、訴求したい求人に対して「この求人はどのようなニーズを持っている求職者に、どのように訴求すれば刺さるのか」をまず考えることが必要です。

スカウトメールは、一人ひとりに合わせて内容を変更する必要があります。他の人材紹介会社ではなく、貴社を使って転職するメリットを伝えましょう!

人材紹介スカウトメールポイント➁求職者に刺さるポイントを書く

求職者の例

例えば、下記のような求職者がいたとします。

➀プロフィール

 鈴木 沙織(28歳女性)

 独身

➁仕事

 大学卒業後、新卒入社した地方企業で5年間営業職を経験。

 仕事にやりがいを感じており、後輩育成にも励んでいた。

 数か月前に結婚を機に退職。静岡県へ引っ越した。

 営業職への転職を希望している。

➂自己PR

 お客様との信頼関係構築能力に自信がある。

スカウトメールに記載するポイント

求職者の情報から求職者の状況を想像し、スカウトメールに記載する「刺さる」ポイントを考えてみます。

  • 静岡エリアの求人である
  • 「やりがいを感じる業務内容」であることを伝える
  • 女性の活躍している会社、子育ての可能性もあるため子育て中の社員の活躍な
  • 結婚を機に退職ということなので前職に不満があったかは不明だが、営業職のよくある不満として労働環境が良くないということがあるため、労働環境の良さをアピールできる求人だと良い

それでは、実際のスカウトメールを考えてみましょう。

スカウトメールの例

スカウトメールの良い例

【件名】

営業職ご経験の●●様に、人材業界の営業ポジションをご案内いたします

【本文】

はじめまして。株式会社groovesの●●と申します。

営業職の方々を専門にご転職の支援をいたしております。

○○様のレジュメを拝見し、ご連絡させていただきました。 

これまで○○社さまで企業向け営業のご経験を積まれていらっしゃり、今後も営業職への転職を希望されており、お客様との信頼関係構築に強みを感じている○○様でしたらご興味を持っていただけるのではと思ったお仕事をいくつかご紹介させてください。 もしこちらにご興味を持たれましたら、一度お話をさせていただけませんか。

■ご紹介したいお仕事

企業名:株式会社●●●● (勤務地:静岡県〇〇市)

職種:営業職

お仕事内容:△△△△

年収例:***万円

この仕事の魅力:

・〇〇の分野で新規事業立ち上げを進めており、そのメンバーの一員として加わっていただきたく思っております。

・月平均残業時間は10時間の満足度の高い働き方(詳しい福利厚生など)

・社員の4割以上が女性社員です。子育て中の方も多くいらっしゃいます!

 

また、弊社の取引社数は10,000社以上、求人数は7,000件ございます。ご興味のお仕事や企業がきっと見つかると思います。

■面談お申込みフォーム

1.面談方法※必須

 (1)直接来社して話が聞きたい

 (2)電話やSkypeなどで軽く話が聞きたい→電話番号:

2.面談ご希望日時※必須

 平日10時~21時開始まで。土曜もご相談可能です。

上記の例のとおり、件名と本文の冒頭から、求職者の経験と強みに触れることが大切です。

冒頭を「■■なご経験と××なスキルをお持ちのあなた様にしかご提案出来ない求人案件です。是非求人企業のお力添えのためのご提案だけでもさせて頂けませんか?」などより積極的な文章にしても良いでしょう。

なお、紹介したい求人の企業の特徴や他社との差別化については、求職者様とマッチしないことは書かないことが大切です。

また、スカウト文面は広告のように懐疑的に読まれるため、「数値」「エピソード」などの具体的事実でメリットを伝えることが大切です。

スカウトメールの悪い例

【件名】
営業経験を活かして活躍してみませんか?
【本文】
はじめまして。株式会社groovesの●●と申します。
弊社は営業職の方に向けて転職支援のご案内をしており、お仕事を紹介させていただきたいと思っております。

ご紹介したいお仕事は、人材業界の営業ポジションです。新規事業立ち上げを進めておりメンバーを募集しています。
もし、興味を持たれた方は下記のURLより、求人原稿をご覧ください!

弊社はその他多数求人も保有しております。ご興味のある方はぜひ一度お話させていただきたく思っております。
お会いできるのを楽しみにしております。

上記はよくみかけるスカウトメールではあるのですが、一斉送信されている感じがあり、自分へ向けられたスカウトメールという印象がありません。どの求職者に向けても送ることができる内容になっており、特別感の持てない内容になっています。

人材紹介スカウトメールポイント➂件名はスカウトメールの命

スカウトメールの件名は、求職者がメールを開封するかどうかに関わるためとても重要です。求職者には多くのスカウトメールが届いているため、その中でも開いてもらえるような件名を考えましょう。

件名で、「誰に」「何を」の組み立てをしっかりする

求職者のスカウト管理画面には複数のスカウト件名が並んでいます。一覧画面で対象者に伝わる件名を作る必要があります。

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 例①「営業職ご経験の●●様に、人材業界の営業ポジションをご案内いたします」

 例②「上場企業での経理スキルを持つ▲▲様に、ベンチャー企業の経理部長候補求人のご案内です」

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先ほどのスカウトメールの例文の件名では下記のようになっています。

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 良い例:営業職ご経験の●●様に、人材業界の営業ポジションをご案内いたします

 悪い例:営業経験を活かして活躍してみませんか?

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どちらがメールを開きたいと思える文章でしょうか?

また、件名が長すぎても目に入らないため、30文字程度で「誰に」「何を」が伝わるような件名を考えましょう。

限られた文字数の中で「こんなメリットがある求人」を伝える

数値、トピックス、企業名、事業メリット、商品など具体的事実が件名のインパクトを増し、訴求力を高めます。

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 例①「世界シェアNO.1の●●を提供している企業の人事職のポジションです」

 例②「残業30時間以内、年間休日120日以上、上場企業の事務職求人です」

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そのほかのスカウトメール件名の例や、上記であげた以外のスカウトメールのポイントについては、下記の資料で詳しく解説しています。ダウンロードは無料ですので、ぜひ一度確認してみてください。

人材紹介事業ノウハウ資料(人材集客編)