人材紹介には「キャリアコンサルタント」国家資格は必要なの?

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人材紹介事業にかかわる資格として、「キャリアコンサルタント」をよく目にするかと思います。本記事では資格の内容や取得方法についてご説明します。


キャリアコンサルタントとは

2016年4月に創設された国家資格で、キャリアコンサルティングを行う専門家です。2019年9月末日時点で46,641名の方が登録されており、主に、大学のキャリアセンターや企業の人事担当、人材業界に携わる方が資格を取得することが多いです。就職活動中の学生や、転職活動中の社会人、従業員の社内でのキャリアプランを相談に応じて、助言や指導をおこなうことができます。

 

資格が無ければ「キャリアコンサルタント」と名乗れない!

これまで「キャリアコンサルタント」の定義が曖昧で、人材紹介事業の求職者対応に携わる職種を「キャリアコンサルタント」や「キャリコン」と呼称することもありました。2016年に国家資格となってからは、キャリアコンサルタントは登録制(5年の更新)の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されることに。そのため、資格を取得者でなければ「キャリアコンサルタント」を名乗ることは禁じられることになりました。

キャリアコンサルタントができるまで

  • CDA(キャリアデベロップメントアドバイザー)

キャリアコンサルタントの資格が創設されるまでは、一般的にCDAがキャリアコンサルティングの資格の主流でした。CDAは、特定非営利法人日本キャリア開発協会(JCDA)が認定をしているキャリアカウンセラーの資格です。2000年に誕生、2019年5月現在で約18,000名の方がCDA資格を取得し、活躍されております。2016年4月にキャリアコンサルタントの資格ができるまでの2016年3月末までにCDAを取得された方は、国家資格「キャリアコンサルタント」の取得条件が一部免除されています。

資格取得の条件

キャリアコンサルタント国家資格は、学科試験と実技試験の両方に合格し、厚生労働大臣指定の特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会のキャリアコンサルタント名簿に登録する必要があります。

 

キャリアコンサルタント試験について

キャリアコンサルタントの受験資格には次のいずれかを満たす方となります。

・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者(講習カリキュラムは別表に記載)
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験(5を参照)を有する者
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
・上記の項目と同等以上の能力を有する者

                 厚生労働省サイトより

キャリアコンサルタント試験は、厚生労働大臣が登録した機関がおこなっており、現在2機関で実施しております。学科試験は両機関が年に3回、同日に開催しています。(3月、7月、11月)


受験費用は両機関共通で38,800円かかります。

  • 学科試験:8,900円
  • 実技試験:29,900円

試験日程や詳細は各実施機関にてご確認ください。

 

試験に合格したら?

キャリアコンサルタント試験に合格した後はキャリアコンサルタント名簿に登録する必要があります。登録には、登録免許税9,000円と登録手数料8,000円が必要となります。
名簿に登録ができると、登録証が交付され、無事にキャリアコンサルタントの資格が取得できます。登録申請から、登録証の交付がされるまではおおよそ1.5ヶ月〜2.5ヶ月かかります。
名簿登録の詳細に関しては、登録センターのサイトにてご確認ください。

 

人材紹介事業では、キャリアコンサルタント国家資格は必要? 

人材紹介をする上で、必須資格ではございません。有料職業紹介の免許を事業所で取得さえしていれば、個々人が資格を持っていなくても問題なく事業運営や、キャリアアドバイスをおこなうことが可能です。取得される方は、国家資格取得による自身のスキルアップ、転職者からより安心・信頼いただくため、人的ネットワークを広げる等の目的で受験されているようです。名刺に資格を記載することもできるので、ご興味がある方は取得してみても良いかもしれません。

 

 


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