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2020年4月の有効求人倍率が発表されましたので人材紹介応援研究所より早速レポートいたします。
最新の各種主要証券会社のレポートでも、4月発表時から各種予想の数字は悪化しているものの、現時点では「不安はあるものの、最悪の長期化収束シナリオではない、比較的短期的収束を一旦は実現している」ということが予想されています。
これからの日本が再度制限体制になるのか、このまま共存を実現しながら収束に向けて経済を進めていけるのか?が大きな分かれ道になりますが、決して過度な不安を持つことなく、定量的に短期未来を予想しながら、この環境を人材業界においては「チャンス」に変えるべくチャレンジしていきましょう。
当社で開催する紹介者様向けセミナーではこういった厚生労働省や総務省の情報、証券会社のアナリストレポート等を活用して現状分析、将来予測などを踏まえて、人材業界向けノウハウを提供しています。この記事では、セミナーでお話するような内容を一部お届けします。
2020年4月の一般職業紹介状況ダイジェスト
- 2020年4月の有効求人倍率は前月比-0.07ポイントとなる1.32倍
- 「正社員」の有効求人倍率は前月比-0.05ポイントとなる0.98倍
- 4月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると31.9%減
対前年比で大きく下回る業界ワースト5が、宿泊業,飲食サービス業(47.9%減)、生活関連サービス業,娯楽業(44.0%減)、製造業(40.3%減)、教育,学習支援業(38.1%減)、学術研究,専門・技術サービス業(36.6%減)となりました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00037.html
現時点(2020年5月末)段階での各種景気動向予測において、2020年通期でのGDPの前年比較は仮に長期収束シナリオになったとしても-7.5〜10%程度と予測されています。しかし、2020年第二四半期の落ち込みにおいては、最新レポートでは2020年第二四半期(4〜6月)の前年比では最大で-30%という予測もあります。その数字を裏付けるように2020年4月の実績においては、月間新規求人数では前年比で-42%となり、オイルショックの影響を受けた1975年5月以来の数字となりました。
この2020年4月の実績をもって国内雇用情勢は4ヶ月連続で下方修正したこととなり、5月はさらにに悪化すると予測します。
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000633223.pdf
2020年第二四半期(4月〜6月)の経済不況と、その影響が数字として出始める第2四半期(7月〜9月)に、我々人材紹介事業会社が、今後をどのように予測し、「このピンチをチャンスと考え」行動できるかが、事業を大きく飛躍させるかどうかにかかっていると考えています。
当社のセミナーではブログでは公開出来ない非公開情報や当社の国内最大求人数を誇る紹介会社様向け求人データベース、求人プラットフォーム事業会社として様々な非公開情報を提供させていただきますので、興味がある方は是非お申し込みお願いいたします!
なお当社の各種セミナーで、登壇者が毎度お伝えしているのが「リスクを正しく把握し、可能な限り定量的データで予測をすることで、過度な恐れをなくし、この機会をチャンスとして活用する」ということです。人材紹介応援研究所では、まさに今は「ピンチをチャンスに変える絶好の機会」と考えています。