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本日、2020年6月の有効求人倍率が発表されましたのでレポートいたします。
新型コロナウイルス感染症が猛威をふるい、日次の感染者数が増加の一途を辿る状況が続いており、日本経済は大きな打撃を受けています。コロナ禍で有効求人倍率はどのように変化しているのでしょうか?厚生労働省で発表された資料を報告させていただきます。
2020年6月の一般職業紹介について
2020年6月の一般職業紹介ダイジェスト
- 2020年6月の有効求人倍率は前月比-0.09ポイントとなる1.11倍
- 「正社員」の有効求人倍率は前月比-0.06ポイントとなる0.84倍
- 6月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると18.3%減
正社員有効求人倍率の前月比は3ヶ月連続で1.0倍割れに
- 2020年1月 1.07倍
- 2020年2月 1.05倍
- 2020年3月 1.03倍
- 2020年4月 0.98倍
- 2020年5月 0.90倍
- 2020年6月 0.84倍
2019年12月には1.13倍あった正社員の有効求人倍率も、4月に1.0倍を割り、今は0.84倍にまで減少しました。コロナが猛威を奮っている間は採用を縮小する企業は一定数出るので、あと数ヶ月は横ばい、もしくは下降が続くと予想できます。
対前年同月比で娯楽業がワースト1位に
対前年同月比で最も大きく下回った業界ワーストが、生活関連サービス業,娯楽業で34.8%減、次に製造業で34.2%減、宿泊業,飲食サービス業で29.4%減、卸売業,小売業で26.9%減、運輸業,郵便業26.8%減となりました。
一方建設業では2.6%増となりました。
※参照:令和2年7月31日 厚生労働省発表、一般職業紹介状況(令和2年6月分)について
まとめ
本記事では、厚生労働省が2020年7月31日発表した、一般職業紹介状況の中から、主に正社員有効求人倍率についてお伝えしました。
2020年6月の正社員有効求人倍率は0.84倍と、経済不況とその影響が有効求人倍率の低下として出始めるようになりました。先日公開した、人材紹介会社の実態調査でも約84%の人材紹介会社が求人数が減少したと回答し、この業界もコロナの影響を大きく受け始めていることがわかります。
▼【83.4%が減少と回答】コロナ禍における、人材紹介会社への求人数の影響とは?はこちら▼
リーマンショックなどの不況の時にも、着実に成果を出し続けていた人材紹介会社は多くいらっしゃいます。面談の実施がしづらい、求人開拓が容易ではない、求職者に提案できる求人がない・・・そんなコロナ禍を、チャンスに変える機会と捉えていただければとと思います。
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