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「enミドルの転職は、エン転職とどう違う?」「ミドル世代ならenミドルの転職が良いと聞いたけれど、どんな求人サイトなのか?」など、疑問を持っている方もいるでしょう。
enミドルの転職は、転職者の中で「ミドル世代」と呼ばれる、30代から40代の方を対象とした転職支援サイトです。ハイクラスな求人情報が豊富に掲載されており、高年収で今よりも高いポジションを目指したい転職者へ紹介できる求人が掲載されています。
本記事では、enミドルの転職について、どのような転職支援サイトなのか、基本情報から特徴まで幅広く解説します。人材紹介会社が活用した場合のメリットや注意点も紹介するので、enミドルの転職について詳しく知り、事業の成長につなげていきましょう。
- enミドルの転職とは?
- enミドルの転職の特徴
- enミドルの転職とエン転職の違い
- 人材紹介会社がenミドルの転職を活用するメリット
- 人材紹介会社がenミドルの転職を活用する際の注意点
- enミドルの転職の掲載にかかる費用
- enミドルの転職がミドル層の求職者探しにおすすめ
enミドルの転職とは?
enミドルの転職は、ミドル世代でハイクラスの求職者を対象とした、エン・ジャパンが経営する転職活動支援サイトです。まず概要について紹介します。
ハイクラスの求職者を対象とした転職サイト
enミドルの転職は、ミドル世代と呼ばれる30代から40代の転職活動を支援する求人情報サイトです。ハイクラス向けの求人が豊富にそろっており、経営企画に携わる職や営業職、年収1,000万円を超える求人も常時1万件以上掲載されています。
ポイントとして、enミドルの転職は求人情報を探す方法を次の2つから選べます。
- 企業が出す求人に転職者自身が応募する
- 求人企業を担当する人材紹介会社やコンサルタントを指名してサポートを受ける
他の転職支援サイトと比較すると、担当するコンサルタントを求職者が選べる点が大きな特徴と言えます。
また、ヤマト運輸株式会社や日本電気、日立グローバルライフソリューソンズなど、大手からの求人が豊富です。サイトに登録することで、非公開求人情報が得られるほか、紹介される企業の詳しい人事方針や経営に関する情報も確認できます。
運営しているのはエン・ジャパン
enミドルの転職は、求人求職情報サービスを展開するエン・ジャパンが経営しています。ほかにも広い世代に求人情報を提供する「エン転職」や、派遣向けの求人に特化した「エン派遣」など、働き方に合わせた求人情報サービスを提供している企業です。
また、人事向けのサービスとして採用ホームページ制作をおこなえる「engage(エンゲージ)」や、オンラインで適正テストを実施できるサービスを提供しています。
enミドルの転職の特徴
enミドルの転職には、4つの特徴があります。この特徴を念頭に置いて求人情報をチェックすれば、よりenミドルの転職を活用できるでしょう。
高収入の案件が多い
企業の中には、やりがいを前面に押し出していて、昇格しても昇給するとは限らないケースもあります。enミドルの転職では、役職が高いだけでなく年収1,000万円以上の求人が、2021年8月時点で1万4,000件以上紹介されています。
転職後のポジションだけでなく、収入アップも目指したい転職者にとって、希望に合う転職先が見つかりやすいでしょう。
人材紹介会社の案件もある
enミドルの転職では、企業へ転職者が直接応募する案件以外に、人材紹介会社経由の案件もあります。このような案件では、人材紹介会社に登録したり問い合わせたりすることで、転職者は欲しい求人情報や面接対策などのサービスを受けることができます。
enミドルの転職に登録している人材紹介会社は400社を超えており、人材紹介会社経由の転職を検討している人は、複数の人材紹介会社を比較したうえで転職活動することができます。
転職したい業種や希望のポジションがある人は、その業種に強い人材紹介会社を探すことで、より条件に合う求人が見つかりやすくなるでしょう。
求職者がアドバイザーを選べる
enミドルの転職では、求職者が転職エージェントの情報を検索し、信頼できそうなアドバイザーを自ら指名できるサービスがあります。自分が希望する分野に強みを持つアドバイザーを選べば、転職をより有利に進められるでしょう。
アドバイザーの得意分野の探し方も多彩で、職種や業種だけでなく、「部長・次長クラスに強い」や「顧問に強い」といった、ポジションに関する条件での絞り込みも可能です。「土日でも面談できる」「企業とのパイプに自信あり」など、さまざまな条件を指定できます。
担当エリアごとに調べることもできるため、特定の地域での転職を目指す場合も、より有利に進めてくれるアドバイザーを見つけられるでしょう。
登録しておけばスカウトが来る
転職活動に時間を割きづらい転職希望者にとって便利なのが、プロフィールと匿名のWEB履歴書をもとにしたスカウトサービスです。人材紹介会社が非公開求人をもとにスカウトすることもあり、好条件な求人を何もせずに見つけられるケースもあります。
ただし、WEB履歴書の情報をもとにスカウトがくるため、WEB履歴書の項目はしっかりと埋めておくことが大切です。
enミドルの転職とエン転職の違い
enミドルの転職とエン転職のサービスの違いは、対象とする世代と掲載される求人情報です。
enミドルの転職では、対象となるのは30代から40代のミドル世代です。掲載される求人情報も、企業が出す求人情報のほか、人材紹介会社からの案件が含まれます。そして、この案件の多くは今まで培ってきたキャリアを生かすことを求めるものです。
一方で、エン転職は対象となる年齢層が幅広く、登録する会員のうち7割は34歳以下と若年層であることが特徴です。掲載される求人情報は企業が登録した求人のみで、求職者は企業に直接応募します。
したがって、ミドル世代でハイクラスの求人を求める場合は、enミドルの転職の方が希望する案件を探しやすいでしょう。
人材紹介会社がenミドルの転職を活用するメリット
人材紹介会社がenミドルの転職を活用すると、次の3つのメリットが得られます。
- ミドルクラスの求職者を見つけやすい
- 特化型の人材紹介ができるようになる
- 入社決定率を向上させられる
各メリットについて、詳しく解説します。
ミドルクラスの求職者を見つけやすい
ミドルクラスで即戦力となる求職者を見つけたい場合、enミドルの転職を活用するメリットは大きいです。enミドルの転職に登録している求職者は、企業側が求める30~40代の年齢層に当てはまるためです。
現在30代から40代の世代は、新卒で就職活動をした際、ちょうど就職氷河期を経験していた世代に当たります。そのため大手企業が求めるような、即戦力となる転職者の数は少ないのが現状です。
したがって、人材紹介会社にとって、転職活動をしたい経験年数豊富な求職者が多く登録しているenミドルの転職は、求職者探しに大きな効果を発揮してくれます。
特化型の人材紹介ができるようになる
enミドルの転職をきっかけに、ミドル層に特化した人材紹介を進めることで特化型の人材紹介ができるようになります。
特化型の人材紹介をするメリットは、大きく分けて3つです。
- 営業先となる企業との関係構築がしやすい
- 特化した知識を身に着ければよいため、社内の人材育成がしやすい
- 求職者側が求めるニッチな求人にも対応しやすい
enミドルの転職から、ミドル層を求める企業についての詳しい情報を得ることで、営業先となる企業の母集団形成がしやすくなります。母集団形成が早く進められれば、営業活動も効率化できるでしょう。
また、ミドル世代という年齢層で区切るため、マーケットの幅を必要以上に狭めないのもメリットです。たとえば「医療系」や「美容系」といったような、高度な専門知識を求められる業界に特化した人材紹介よりも、社内の人材育成がしやすいでしょう。
入社決定率を向上させられる
入社決定率をさらに高めたい場合は、求人データベースの併用もおすすめです。求人データベースとは、人材紹介会社向けに企業が求人情報を公開しているデータベースのことを指します。
求人データベースを利用することで、小さな人材紹介会社では契約できないような大手求人や、遠方の地方求人も求職者に紹介できるようになります。
おすすめの求人データベースは「クラウドエージェント」です。利用開始後すぐに8,000件以上の求人へアクセスでき、候補者管理や進展管理もできます。毎月1,100件以上の新規求人が掲載されるため、常に新鮮な情報にアクセスできるのも魅力です。
また、クラウドエージェント では、人材紹介会社向けのセミナーも随時開催されています。具体的に求人データベースを活用するにはどうすればよいのか知りたい方は、まずはセミナー参加や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
人材紹介会社がenミドルの転職を活用する際の注意点
ミドル層の人材を探しやすいenミドルの転職ですが、人材紹介会社として知っておきたい注意点が2つあります。
- 求職者とコンタクトが取れない可能性がある
- 特化型ではうまく事業拡大ができないこともある
どのような注意点なのか、詳しく解説します。
求職者とコンタクトが取れない可能性がある
enミドルの転職には、求職者が登録した匿名のWEB履歴書を通じ、検索では分からない非公開求人などのスカウトメールが送られてくる「スカウト機能」があります。
求職者にとってはメリットがある機能ですが、スカウトメールに注意して求人情報を探していない場合、スカウトメールに目を通さないこともあり、求職者とコンタクトが取りにくくなる可能性もあります。
実際、口コミでは「スカウトメールが何度も来るのが煩わしい」という意見があり、メール配信がされないように設定しているというケースもありました。そのため、求職者にコンタクトを取ろうとしても返信がなかったり、メール自体を見てもらえなかったりする可能性があることを念頭に置いておきましょう。
特化型ではうまく事業拡大ができないこともある
enミドルの転職を活用し、特化型の人材紹介へ切り替えていこうと検討している場合は、ミドル層に特化するだけではうまく事業拡大ができないリスクもあると念頭に置いて検討しましょう。
まず、ミドル層向け特化型の人材紹介会社は、すでに先行している会社も多いのが現状です。競合他社が多いと差別化が難しくなり、顧客から選んでもらえなくなる可能性があります。
また、ミドル層のみに特化した場合、景気悪化の際に求人が減少し、影響を受けやすくなるというデメリットもあります。
その場合は「介護職でステップアップを考えるミドル層に特化する」など、長期的に求人が得られそうな業種を組み合わせて特化すれば、そのリスクを抑えることができるでしょう。
ほかにも、1つの地域に特化することで「その地域なら大手人材紹介会社にも負けない求人情報を取りそろえている」といったエリア特化型も検討してみましょう。求職者と企業が同エリア内であれば、オンライン面談ではなく直接会って面接することも可能であり、これもメリットとなります。
enミドルの転職の掲載にかかる費用
enミドルの転職へ広告掲載をするにあたり、かかる費用については公式サイトにも掲載がありません。直接フォームまたはメールを通じ、問い合わせをおこないましょう。
問い合わせ先 | アドレス・URL |
メールアドレス | consul-support@en-japan.com |
問い合わせフォーム |
参考情報として、enミドルの転職と同じエン・ジャパンが運営するエン転職では、広告掲載に2つの種類があります。
- 成功報酬型:導入費の支払い時と採用が決まった時に料金発生
- 広告掲載型:初回のみ料金発生
成功報酬型の場合は、1人あたり採用費用は80万円です。ただし、採用者が現れなければ料金はかかりません。
一方、広告掲載型は最も安いプランが28万円です。1人あたりの採用単価を下げられますが、採用者が現れなくてもそのまま広告費が発生します。
あくまでもエン転職における広告掲載情報ではありますが、運営元が同じであるため、参考にしてください。
enミドルの転職がミドル層の求職者探しにおすすめ
enミドルの転職は、ミドル層の高年収求人情報が豊富で、求職者自らがアドバイザーを比較して指名できる転職支援サイトです。「ミドル層の求職者を探している」「ミドル層に特化した事業拡大を考えている」といった人材紹介会社におすすめします。
ミドル層の求職者を見つけるほか、母集団形成をスムーズにおこなうことでも、企業側の採用活動を支援しやすくなるでしょう。また、クラウドエージェントのような人材データベースを併用することで、入社決定率向上にも役立ちます。
enミドルの転職を活用し、ミドル層の求職者を効率よく探すことで、売上拡大を目指していきましょう。